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 ごあいさつ



大阪肩関節鏡フォーラム2026 (SAFO2026)
会長 村 成幸
山形県立保健医療大学

  
 

 この度大阪肩関節鏡フォーラム(Shoulder Arthroscopy Forum of Osaka)2026の会長に指名されました山形県立保健医療大学の村 成幸です。本フォーラムを2026年3月21日(土)13時からコングレスクエア グラングリーン大阪 グランホール3で開催させていただくことになりました。本フォーラムは、代表世話人の米田稔先生が1991年の第1回から開催しております。私は、1993年の第2回に初めて参加させていただきました。まだ右も左も全くわかりませんでしたが、司会、演者、参加者の皆さんが目を輝かせて熱く夢中になって肩関節鏡手術について議論しており、こちらも突き動かされたのを覚えております。そのような縁もあり、30年前の1995年から1年間米田先生の元で勉強させていただき、その後当時山形ではまだ行われていなかった肩関節鏡手術を持ち帰りました。そのきっかけとなった本フォーラムを開催させていただくことは私にとっては大変驚くべき事であり、名誉であること極まりないと感じています。

 その第2回のテーマであった反復性肩関節前方脱臼に対する鏡視下Bankart修復術 (ABR) は、今はゴールドスタンダードである一方で、術後の高い再発率が報告され、再発リスクの高い症例に対し様々な補強手術や烏口突起移行術が追加されています。その術式は、関節唇の修復術と捉えられることも多く、下関節上腕靱帯の緊張をいかに再建するかは術者により差があり、いまだコンセンサスが得られていません。そこでSAFO 2026のテーマを「ABRを深掘りしよう」としました。まずは、東北大学の山本宣幸先生に基調講演で、そもそもBankart lesionとは何なのか?と題して、Bankart lesionのバイオメカ的見地からの発生メカニズムと関節鏡所見をお話ししていただきます。その次にABRって何?と題したシンポジウムでABRのベストな手技と限界について糸魚川善昭先生に、下関節上腕靱帯(IGHL)をどこまで剥離を行うか、糸をどこにかけるか、アンカーの位置、IGHLのtensionをお話しいただきます。そしてシングル法では廣瀬毅人先生、DAFF法では宇野智洋先生に術後の横径変化とその影響も含めてお話しいただきます。最後に山本先生も加わっていただき、長年ABRを実践、研究してきた岩堀裕介先生と中川滋人先生の司会で徹底的に議論していただきます。

 ABR単独では、術後の再発リスクの高い症例について補強手術が行われています。まず第2部の前半は、ABR補強法1 Soft tissue augmentation: その適応は?と題したシンポジウムで、経験豊富な星加昭太先生にRotator Interval Closure (RIC) とRemplissage法の適応と詳細、その後RIC否定派の岩堀裕介先生にその根拠をお話しいただきます。続いてRemplissage法の術前後の上腕骨頭変位をエコーで評価している吉田雅人先生と人工材料PGAシートでIGHLの補強している望月由先生にその経験から適応についてご討論いただきます。

 第2部後半は、ABR補強法2骨補填術 Extraosseous on-lay bone grafting:その運命は?と題しました。整形外科領域で通常行われる生体骨に挟まれた欠損部に行う骨移植と異なり、関節窩の骨移植は、骨外骨移植であり、生着環境が異なります。4人のエキスパートにご登壇いただきます。腸骨移植を行っている高橋憲正先生にはスクリュー固定法、木崎一葉先生にはプルアウト法の骨癒合、リモデリングについてお話しいただきます。骨外骨移植における自家骨移植では特に骨吸収が問題になります。人工骨ではスクリュー固定の山田真一先生には骨癒合の基礎も含めて、飯澤典茂先生にはDAFF法による固定法の骨癒合判定と適応、合併症の有無についてご発表いただきます。

 3月終わりころになると、大阪では桜が開花します。多くの皆様に、午前中来阪、午後フォーラムにご参加いただき、熱いディスカッション、夜は春の訪れた大阪を満喫いただければ会長として幸甚にございます。

 どうぞ宜しくお願い申し上げます。





大阪肩関節鏡フォーラム事務局

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科 整形外科内
代表世話人:米田 稔
 (医誠会国際総合病院)
事務局:廣瀬 毅人
(大阪大学 整形外科)
大阪肩関節鏡フォーラム運営事務局
問合せ先:contact@grammy-m.co.jp